◆レベル 1/144 214型 AIP潜水艦 [U-Boat Type 214] 建造記◆

【第2回】

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●1

キット付属のスクリューをシリコンで型取りし、無発泡ウレタン樹脂で複製しました。左が212A型のもので、右が214型のものになります。樹脂を流し込むときに、スクリューシャフトを一緒に鋳込んでいます。


●2

ハルの大きさから、モーターは050クラスのものを使用することにしました。このクラスのモーターは、ロボットを扱っているショップや電子パーツを扱っているショップで手に入れることが出来ます。今回は、「PPN13KB10C(松下)」「FF-050SK-11170(マブチ)」「FF-050SK-13130(マブチ)」の3種類が手元にあったので、どれを使うかの選定をしました。


以前作成した『タミヤ 1/72 魚雷艇ボスパー』のモーターマウントを改装して、050モーターを取り付けできるようにし、走航時の電流や発熱の具合を調べました。ピニオンギアは10枚歯ですが、スパーギアは30枚とし、1/3の減速比としています。

電流はいずれも0.4A〜0.5Aとなったので、モーターごとの違いは誤差の範囲内と言えそうです。スピードはFF-050SK-13130 > FF-050SK-11170 > PPN13KB10Cとなりましたが、FF-050SK-13130は結構発熱していたものの、他の2つはほとんど発熱していませんでしたので、FF-050SK-11170を採用することにしました。



●3

リンケージホーンは真ちゅうパイプと真ちゅう板で作成しています。ホーンの部分は真ちゅう製の小釘を使い、かしめています。


狭いスペースになんとか収まります。


●4

防水区画はセミドライハルで作成しますが、積むメカの目安を立てるために、バルサでセミドライハルの囲いを作り、サイズの確認をしました。


実際にメカ類を入れてみて、収まり具合を調べます。この段階ではポンプがあったり、受信機が後部にあったりしていますが、この後バラストタンクはガス式へ、受信機は前部へ移動するなどの変更をしています。



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[2009/11/29:執筆:雲山]