◆1/200 戦艦ビスマルク建造記◆


【第23回】

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●キット概要

23号には外板と艦尾パーツ、それと甲板固定用のネジが入っています。


●組み立て

ハル中央部側面上部に外板を張ります。板材が幅広なので接着剤が硬化するまでピンで留めています。


全ての外板を張り終えたら、フレームの上端と同じ高さになるように全体をヤスリ掛けします。全てヤスリだけで削ると大変なので、大まかなところまではナイフなどで削ってやると楽に作業が出来ます。


艦尾側補強パーツの脇に舵鞘を通す3mmの穴を2つ開けます。


説明書には記載が無いのですが、後から貼り付けた外板の内側にも不織布のFRPを張って補強をします。


FRPを張っていなかった、スタンチューブが通る付近の区画は、上半分を覆う形でFRPを張りました。


艦首側の内側も同様にFRPを張ります。浮力材の表面にもエポキシ樹脂を塗り、補強と防水としています。


●2010/01/03追記
艦尾の甲板を張り、甲板下のパーツも接着します。舷側側には隙間を埋めるようにたっぷりと接着剤を塗っておきます。


同様に艦首側甲板も接着します。


艦尾、艦首などそれぞれの甲板の継ぎ目で隙間の大きな所は、マスキングした上でエポキシ樹脂を流し込んで埋めます。


甲板固定用のネジ穴を開けます。説明書では、木ネジで止めるようになっていますが、木ネジですとネジ穴が壊れやすいので、M3のビスで止めることにします。

まず、所定の位置に鉛筆で印を付けて、ポンチで目印を付けます。2.5mmのドリルで穴を開けて、甲板下にネジ受けの木材を仮止めした状態で、さらにポンチで印を付けます。艦尾側の甲板の艦尾側は、ネジ受けの木材が無く、直接枕木へネジ止めするようになっているため、そのまま枕木まで2.5mmの穴を開けます。


甲板側の穴は3mmのドリルで穴を大きくします。ネジ受けの木材はポンチで印を付けたところを4.5mmの穴を開けて、鬼目ナットを埋め込みます。鬼目ナットは万力で挟んで締めると簡単に垂直に埋めることが出来ます。


甲板にネジ受けの木材をネジで固定し、接着剤をたっぷり付けてハルへ被せます。ネジ受けの木材と枕木の間には隙間があるので、この隙間を接着剤で埋める形になります。


艦尾側甲板の艦尾側のネジは、鬼目ナットを直接ネジで止めた状態接着します。枕木には5.5mmの穴を開けて、鬼目ナットと穴の部分にはたっぷりと接着剤を塗っておきます。


接着剤が硬化したら、甲板を取り外して接着がきちんと出来ているか確認します。



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[2009/12/30:執筆:雲山]
[2010/01/03:追記:雲山]